2012年05月26日
工事 着々と

「カーテンの色が決まったよー」
そう声をかけられ、スタッフは弾かれたように顔を上げました。
どこのカーテンかというと、現在工事中の新センター、その窓辺を彩るカーテンです。
やがて訪れる人々を強い陽射しから守り、快適な時間を壁際からそっと演出する、
心にくい名脇役。
あるときは木の葉の緑をうっすらと透かし、あるときは皆さんの秘密会合をぴしゃりと遮蔽。
たかがカーテン、されどカーテン。
色ひとつ決めるのだって、私たちは全力投球です。
これはすぐに見に行かねば、とスタッフは現場に急行。工事関係者の迷惑顔におどおどしつつも突入です。

なんと!
もうすでに、飴色に輝く床材が貼られているではありませんか。

壁は内海の小波に磨かれた砂を思わす明るい白に塗られ、実に清清しい顔をしています。
実際にカーテンがつけられるのは内装工事が終わってからですが、全体に耐震補強が施され、空調・照明設備も入りました。
なんだか教室だったときより、ぐっと天井が高くなった気がします。

エレベーターもほぼ完成。

水周りも新しく。
移転はもう少し先の話ですが、こうして形が見えてくると気分も引き締まります。
大切に扱われてきた四番丁小学校の校舎。生まれ変わったのちも、みんなに大事にされていくことでしょう。