2012年05月26日
工事 着々と

「カーテンの色が決まったよー」
そう声をかけられ、スタッフは弾かれたように顔を上げました。
どこのカーテンかというと、現在工事中の新センター、その窓辺を彩るカーテンです。
やがて訪れる人々を強い陽射しから守り、快適な時間を壁際からそっと演出する、
心にくい名脇役。
あるときは木の葉の緑をうっすらと透かし、あるときは皆さんの秘密会合をぴしゃりと遮蔽。
たかがカーテン、されどカーテン。
色ひとつ決めるのだって、私たちは全力投球です。
これはすぐに見に行かねば、とスタッフは現場に急行。工事関係者の迷惑顔におどおどしつつも突入です。

なんと!
もうすでに、飴色に輝く床材が貼られているではありませんか。

壁は内海の小波に磨かれた砂を思わす明るい白に塗られ、実に清清しい顔をしています。
実際にカーテンがつけられるのは内装工事が終わってからですが、全体に耐震補強が施され、空調・照明設備も入りました。
なんだか教室だったときより、ぐっと天井が高くなった気がします。

エレベーターもほぼ完成。

水周りも新しく。
移転はもう少し先の話ですが、こうして形が見えてくると気分も引き締まります。
大切に扱われてきた四番丁小学校の校舎。生まれ変わったのちも、みんなに大事にされていくことでしょう。
2012年05月20日
わいわい・がやがや祭り
5月12日の土曜日は、せっかくの週末にも関わらず、
今にも降り出しそうな曇天で始まりました。
雨だけは降らないで! と両手を合わせて願ったのは、
ほかでもない、太田南で行われるビッグ・イベントのためでした。
第1回「わいわい・がやがや祭り」。
太田南地区の人々が、高松市のゆめづくり推進事業を
活用し、地域の力を結集して準備したお祭りです。
その最大の特徴は、地域の自然環境を最大限に生かし、
環境ボランティアに取り組んでいること。
ペットボトルのキャップを集め、リサイクルして得た売上金を、発展途上国の子どもたちのワクチン代や、東日本大震災の義援金として援助する「エコキャップ運動」。
太田南地区で採れたおいしいお米を使った手作りポン菓子。
お祭りを楽しみながら、地域のこと、日本のこと、世界のことを考える、とっても意義深いイベントなのです。

この日集まったエコキャップ。
子どもたちが家庭などから持ち寄りました。
ポン菓子は何百袋も用意し、その場でどんどん作り続けても、あっという間になくなります。
おうどんも玉切れになって買いに走るほど大盛況。


普段コミュニティの行事にはあまり参加しない人たちも、
賑やかさに誘われて続々やってきます。まさに「わいわい・がやがや」祭りです!

みんなが楽しんでいるうちに、
空はすっかり五月晴れに。
鯉のぼりが楽しそうに泳いでいました。
今にも降り出しそうな曇天で始まりました。
雨だけは降らないで! と両手を合わせて願ったのは、
ほかでもない、太田南で行われるビッグ・イベントのためでした。

太田南地区の人々が、高松市のゆめづくり推進事業を
活用し、地域の力を結集して準備したお祭りです。
その最大の特徴は、地域の自然環境を最大限に生かし、
環境ボランティアに取り組んでいること。
ペットボトルのキャップを集め、リサイクルして得た売上金を、発展途上国の子どもたちのワクチン代や、東日本大震災の義援金として援助する「エコキャップ運動」。
太田南地区で採れたおいしいお米を使った手作りポン菓子。
お祭りを楽しみながら、地域のこと、日本のこと、世界のことを考える、とっても意義深いイベントなのです。

この日集まったエコキャップ。
子どもたちが家庭などから持ち寄りました。

おうどんも玉切れになって買いに走るほど大盛況。


普段コミュニティの行事にはあまり参加しない人たちも、
賑やかさに誘われて続々やってきます。まさに「わいわい・がやがや」祭りです!

みんなが楽しんでいるうちに、
空はすっかり五月晴れに。
鯉のぼりが楽しそうに泳いでいました。
2012年05月15日
高松市ボランティア・市民活動センター移転のお知らせ
当センターは、平成24年8月に四番丁小学校の跡地にできる新施設に移転します。

移転に伴い、皆様には多大なご不便をおかけいたします。
詳細につきましては、ホームページや当ブログで引き続きお知らせしてまいります。
移転に伴い、皆様には多大なご不便をおかけいたします。
詳細につきましては、ホームページや当ブログで引き続きお知らせしてまいります。
2012年05月15日
第1回・第2回意見交換会を開催
当センターでは今年度から不定期にいろんな市民活動を行っている方々と
行政との意見交換会を行っています。
第1回目は、KAGAWA超10推進委員会の人見訓嘉さんを中心に、
まちづくりなどに積極的に携わっている7名が集まってくださいました。
今回のテーマは、この夏に四番丁小学校の跡地施設にお引越しする当センターのこと。
実際、「今日はなにを話すの?」と聞かれるくらい、内容はなんでもありです。
ちょうど市役所の11階から着々と進む工事の様子が見下ろせます。
この場所で、当センターは新しい事業を立ち上げていきます。
だからそこで主役となるみなさんが、どんなことをやってみたいか、どんなセンターになれば集まりやすいか、思い思いに語っていただきました。

最後は結局、立ち話。

案外こんな井戸端会議のほうが、
ぽろっといいアイデアが生まれるのかもしれません。
■
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ □ ■ □
第2回目は5月のGW明けに開催。
むれ源平まちづくり協議会の新谷稔さんを始めとする、地域プロデューサー養成講座実行委員会の方々が来てくださいました。

こちらはぐっとアダルティな雰囲気。
淡々と進むかと思いきや、質問の鋭さもあって熱っぽさは第1回にひけをとりません。
スタッフは後光と思しい逆光に苦しみつつ、写真を撮りまくります。
まちづくり、ひとづくり……。
これからも試行錯誤し話し合いを重ねて、一歩ずつ着実に進めていきたいです。
行政との意見交換会を行っています。
第1回目は、KAGAWA超10推進委員会の人見訓嘉さんを中心に、
まちづくりなどに積極的に携わっている7名が集まってくださいました。
今回のテーマは、この夏に四番丁小学校の跡地施設にお引越しする当センターのこと。
実際、「今日はなにを話すの?」と聞かれるくらい、内容はなんでもありです。
この場所で、当センターは新しい事業を立ち上げていきます。
だからそこで主役となるみなさんが、どんなことをやってみたいか、どんなセンターになれば集まりやすいか、思い思いに語っていただきました。

最後は結局、立ち話。

案外こんな井戸端会議のほうが、
ぽろっといいアイデアが生まれるのかもしれません。
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第2回目は5月のGW明けに開催。
むれ源平まちづくり協議会の新谷稔さんを始めとする、地域プロデューサー養成講座実行委員会の方々が来てくださいました。
こちらはぐっとアダルティな雰囲気。
淡々と進むかと思いきや、質問の鋭さもあって熱っぽさは第1回にひけをとりません。
スタッフは後光と思しい逆光に苦しみつつ、写真を撮りまくります。
まちづくり、ひとづくり……。
これからも試行錯誤し話し合いを重ねて、一歩ずつ着実に進めていきたいです。
2012年05月13日
田町商店街 ゆるキャラを募集
当センターは田町商店街にあります。
スタッフは商店街のあちこちで買い物をしますし、
センターとしてイベントに参加させてもらっています。
先日、いつもお知らせなどを持ってきてくださる商店街振興組合の方が、
「田町のゆるキャラデザイン募集」と題された紙を置いていかれました。
幼いころ商店街を遊び場にしていたスタッフは、
これは応募せねばならぬ、
と突発的地元愛に突き動かされ、休み時間なのをいいことにせっせと落書きを始めました。

愛されるゆるキャラの条件 ってなんだ? と頭をひねり つつ、10分少々で2つ完成。
出来ばえはさておき、
描くときに商店街の様子を思い浮かべたり、まちの歴史を振り返ってみたりと、
普段何気なく通っている場所が、ぽっと明るく見えてくるから不思議です。
お忙しそうなセンター長の
「あ、本当に描いたんですか。へえ」という優しい反応に励まされ、
さっそく振興組合の事務所に持って行きました。
応募がたくさん来るといいですね。
スタッフは商店街のあちこちで買い物をしますし、
センターとしてイベントに参加させてもらっています。
先日、いつもお知らせなどを持ってきてくださる商店街振興組合の方が、
「田町のゆるキャラデザイン募集」と題された紙を置いていかれました。
幼いころ商店街を遊び場にしていたスタッフは、
これは応募せねばならぬ、
と突発的地元愛に突き動かされ、休み時間なのをいいことにせっせと落書きを始めました。

愛されるゆるキャラの条件 ってなんだ? と頭をひねり つつ、10分少々で2つ完成。
出来ばえはさておき、
描くときに商店街の様子を思い浮かべたり、まちの歴史を振り返ってみたりと、
普段何気なく通っている場所が、ぽっと明るく見えてくるから不思議です。
お忙しそうなセンター長の
「あ、本当に描いたんですか。へえ」という優しい反応に励まされ、
さっそく振興組合の事務所に持って行きました。
応募がたくさん来るといいですね。
2012年05月10日
協働推進人材養成研修
今回は高松市役所からのリポートです。
まだまだ知られていないことですが、高松市には「協働推進員」という職員がいます。
この「協働推進員」は、その名のとおり、市民との協働を推進し、
地域と行政をつないでいく使命を担っています。
子育て、過疎・高齢化、災害…。
行政だけでは解決できない問題、地域の手にはあまる複雑な悩み、
そんな「困った」がたくさんある時代です。
私たちの生活を脅かす数々の難問に、立ち向かっていくひとつの方法として、
「協働」ということばが魔法のように叫ばれるようになってずいぶん経ちます。
しかしこの「協働」、有効な手法と分かっているのに、大きな大きな網のように
一人で持ち上げることはできないし、誰かが引っ張りすぎても、
投げるタイミングが合わなくても、きらきら光るおさかなを捕まえることができないのです。
まったなしの課題が山積するなか、この「協働」の網を、まわりと息を合わせて持ち上げるコツをつかむべく、高松市は人材の養成に取り組んでいます。
前置きが長くなりましたが、その協働推進員養成研修が、5月9日に行われました。

講師は高崎経済大学の櫻井先生。
東日本大震災の被災地復興支援や、地域行政の改革に精力的に取り組まれています。
この櫻井先生、口舌なめらかに行政の現状を皮肉るわこき下ろすわで、
まるで綾小路きみまろの毒舌漫談ライブに来たかのよう。
笑えるんです。でも、自分たちのことを言われているから、ちょっぴり笑えないんです。
どっさりとイタイ現状を振り返らされたあと、全国の事例を題材に、
「協働」の一翼を担う心構えとコツとをレクチャーしていただいた半日でした。
これから、皆さんの地域にひょっこりと協働推進員が訪れます。
見かけたときは、どうぞ立ち話のひとつでもしてみてください。
まだまだ知られていないことですが、高松市には「協働推進員」という職員がいます。
この「協働推進員」は、その名のとおり、市民との協働を推進し、
地域と行政をつないでいく使命を担っています。
子育て、過疎・高齢化、災害…。
行政だけでは解決できない問題、地域の手にはあまる複雑な悩み、
そんな「困った」がたくさんある時代です。
私たちの生活を脅かす数々の難問に、立ち向かっていくひとつの方法として、
「協働」ということばが魔法のように叫ばれるようになってずいぶん経ちます。
しかしこの「協働」、有効な手法と分かっているのに、大きな大きな網のように
一人で持ち上げることはできないし、誰かが引っ張りすぎても、
投げるタイミングが合わなくても、きらきら光るおさかなを捕まえることができないのです。
まったなしの課題が山積するなか、この「協働」の網を、まわりと息を合わせて持ち上げるコツをつかむべく、高松市は人材の養成に取り組んでいます。
前置きが長くなりましたが、その協働推進員養成研修が、5月9日に行われました。

講師は高崎経済大学の櫻井先生。
東日本大震災の被災地復興支援や、地域行政の改革に精力的に取り組まれています。
この櫻井先生、口舌なめらかに行政の現状を皮肉るわこき下ろすわで、
まるで綾小路きみまろの毒舌漫談ライブに来たかのよう。
笑えるんです。でも、自分たちのことを言われているから、ちょっぴり笑えないんです。
どっさりとイタイ現状を振り返らされたあと、全国の事例を題材に、
「協働」の一翼を担う心構えとコツとをレクチャーしていただいた半日でした。
これから、皆さんの地域にひょっこりと協働推進員が訪れます。
見かけたときは、どうぞ立ち話のひとつでもしてみてください。