2012年05月10日

協働推進人材養成研修

今回は高松市役所からのリポートです。

まだまだ知られていないことですが、高松市には「協働推進員」という職員がいます。

この「協働推進員」は、その名のとおり、市民との協働を推進し、
地域と行政をつないでいく使命を担っています。

子育て、過疎・高齢化、災害…。
行政だけでは解決できない問題、地域の手にはあまる複雑な悩み、
そんな「困った」がたくさんある時代です。

私たちの生活を脅かす数々の難問に、立ち向かっていくひとつの方法として、
「協働」ということばが魔法のように叫ばれるようになってずいぶん経ちます。

しかしこの「協働」、有効な手法と分かっているのに、大きな大きな網のように
一人で持ち上げることはできないし、誰かが引っ張りすぎても、
投げるタイミングが合わなくても、きらきら光るおさかなを捕まえることができないのです。

まったなしの課題が山積するなか、この「協働」の網を、まわりと息を合わせて持ち上げるコツをつかむべく、高松市は人材の養成に取り組んでいます。

前置きが長くなりましたが、その協働推進員養成研修が、5月9日に行われました。

協働推進人材養成研修

講師は高崎経済大学の櫻井先生。
東日本大震災の被災地復興支援や、地域行政の改革に精力的に取り組まれています。

この櫻井先生、口舌なめらかに行政の現状を皮肉るわこき下ろすわで、
まるで綾小路きみまろの毒舌漫談ライブに来たかのよう。

笑えるんです。でも、自分たちのことを言われているから、ちょっぴり笑えないんです。

どっさりとイタイ現状を振り返らされたあと、全国の事例を題材に、
「協働」の一翼を担う心構えとコツとをレクチャーしていただいた半日でした。

これから、皆さんの地域にひょっこりと協働推進員が訪れます。

見かけたときは、どうぞ立ち話のひとつでもしてみてください。


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Posted by 高松市市民活動センター at 22:22│Comments(0)センターの日常
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