2014年09月24日

高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)

「プレセミナー(第2回)」が終了しました。
前回の開催場所は、高松港に近い高松城趾(玉藻公園被雲閣)、
今回の開催場所は、高松港から船に乗って小豆島へ。
高松港のフェリー乗り場に集まり、参加者の皆さんと土庄までフェリーで1時間。
そして、土庄港から一緒に歩いて会場へ。

この日、9月15日(月・祝)は、秋空でしたが日差しが強かった。
でも、会場はリノベーションされた、明治時代の「蔵」。涼しくて快適でした!


高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
会場のMeiPAM(メイパム)
Meiro Performance Art Marche

高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
人見コーディネータの進行で始まりました

では、当日の様子、
(1)講師(尾野さん、眞鍋さん)の自己紹介
(2)プレゼンター(2人)のお話と、講師・会場とのセッション
(3)塾の紹介
の3つにわけてレポートします。

(1) 講師(尾野さん、眞鍋さん)の自己紹介

尾野さん
 埼玉県出身です。通販の古本屋をやっています。
2006年、人口3,700人の島根県のまちへ、本社をまるごと移転して活動しています。

この塾は、移住・定住とか、起業とか、そういうのにとらわれないで、いろんな立場の人が気軽に地域にたずさわる。
そんな方法があってもいいんじゃないかと始めた取り組みです。
今日はプレセミナーです。塾でどんなことをやるのか、少しでも感じ取ってもらえればと思います。
               *
眞鍋さん
 高松市出身です。高校を出て東京でいて、2年半前、「地域おこしを“なりわい”にしよう」と、Uターンじゃなく、ここ、小豆島へ移住しました。
 地域資源を使って、何か新しいモノができないか。
ないものねだりではなく、あるもの探しをする。あるものを違うカタチで世に出して、収益が生まれるようにする。そういうことを、常日頃、考えています。

地域づくり。一歩、踏み出したいと思っている人、多いと思います。
その時、ハードルになっているのが、<1人じゃやり方がわからない>と<1人じゃ恥ずかしい>の二つだと感じています。
この塾で、仲間づくりができる。いろんなアイディアが出る中で、自分に近いモノを見つけていける。そんな場ができるよう、お手伝いできればと思っています。
               *

 眞鍋さん、「もっとしゃべりたいの、グッとガマンした」と笑われていましたが、
お2人には、かなり短時間でお話いただきました。
講師お2人の自己紹介、第1回プレセミナーのレポートでは省略してしまいましたので(~ごめんなさい)、今回、ほぼそのまま、紹介させていただきました。

(2)プレゼンター(2人)のお話

さて、本日のメイン、プレゼンターの登場です。
今回は、このお2人。
*小豆島出身、「醤油ソムリエ」* 黒島慶子さん
*横浜出身、本日の会場「MeiPAM」代表* 磯田周佑さん 

人見コーディネータから、
「地元で、地域課題をとらえて活動されているお2人に話をいただきます」とのアナウンスを受けて、まずは、黒島さんから。

○「醤油ソムリエ」黒島さん
高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
仲間から「ケリーちゃん」と呼ばれている、黒島さん

黒島さん
 小豆島出身です。
「醤油ソムリエ」として、皆さんから声をかけていただいて活動しています。
 「醤油ソムリエ」というのは自称です。結構“うさんくさい”肩書きだと思います。
眞鍋さん
 “うさんくさい”って、自分で言っちゃった(笑)


〔醤油ソムリエの仕事〕
 いきなり、小豆島の仲間、眞鍋さんから突っ込みがはいりました。
そんな黒島さんの仕事は、醤油の「作り手と使い手をつなぐ」こと。
*“情報発信”。旅館や飲食店に醤油をお薦めしたり、もちろん、雑誌やHPでも。
*“醤油ワークショップ”の開催。あちこちへ行って、醤油の選び方、使い方を知ってもらい、自分好みの醤油を探してもらう。
*その他、レシピ開発、メニュー開発などなど。
「作り手と使い手をつなぐためなら、何だってやります」と話される黒島さん、
活動を始められたのは、大学3回生の時だそうです。

〔キッカケは、芸大の卒業制作〕
 絵が好きで、芸術系の大学へ進学し、アート漬けの生活を送っていた大学3回生の時、
これから社会へ出るというのに“このままで良いんだろうか”、悩まれたそうです。
 ~コレを創ったところでどうなるんだろう。社会に影響を与えてる実感がない。
~ただ、やりたいことをやってるだけ、何の価値もないものを創ってるんじゃないか。
 そんなむなしさを感じるようになり、
卒業制作では、<社会の役に立つもの>、<私でないとできない作品>を創ろうと決められます。

〔小豆島と向き合う〕
 自分が発想できるもの、表現できるもの、培ってきたもの、体験してきたもの…。
 それは、私をつくってくれた小豆島。私のDNAとして根付いているだろう小豆島しかない。
 それまで、島を出たい、都会へ行きたいと思っていたけど、
生まれてはじめて小豆島と向き合い、
そして、島の、いろんな人の話を聞きにまわり始めます。

〔小豆島、こんなところです〕
小豆島、結構、広いです。簡単にはまわれません。だから、知らないことも多いんです。
 小豆島の産業は加工業が盛んです。
そうめんや醤油は400年前から。最近だと、オリーブや佃煮の加工。
 農地が少ないし、水も足りないので、大豆や小麦といった素材が豊富なわけではなくて、
 海運で運んできて、加工して、出す。そういう島です。

 私は、小豆島の片隅、醤油蔵や佃煮屋さんが軒を連ねる「醤の郷」(ひしおのさと)で生まれ育ちました。
電信柱と同じように醤油蔵の桶があって、醤油の香りがしている「醤の郷」。
親戚にもご近所さんにも、醤油屋さんがいっぱいいます。

〔“醤油”でつなぐ〕
半年間、島のいろんな人の話を聞いてまわった。
楽しい。でも、ピンとこない。
そして、最後、
避けていた醤油蔵、親戚や知り合いが多いので避けていた醤油蔵へ向かいます。

小豆島の全蔵をまわった時、「あぁ、これだ」と思ったと話される黒島さん。

“蔵びと”と話しているとワクワクするんです。
今も、「醤油蔵でいる時が、一番元気だね」って言われます。
ネガティブな話も多いですけど、
醤油という産業を未来へつなげていく、作り手と使い手をつないでいく。
これを、一生の仕事にしようと決めました。

醤油を<選んで>使っている人、ほとんどいないと思うんです。
でも、少しでも知ってもらって、使ってもらえれば。
それが、島の子供たちのためにもなる。そんな想いでやっています。
                  *

 プレゼンが終わると、すぐに、講師とのセッションが始まります。

眞鍋さん
 前からケリーちゃんに聞きたかったんだけど、
「醤油ソムリエ」って、それまでなかった仕事じゃないですか。
最初、大変だったと思うんだけど、仕事になりだしたキッカケは何だったんですか。


黒島さん
自分でも、よく仕事が続いてると思いますけど(笑)
私、島に戻ってくるまでの6年間も、ずっと醤油の情報を発信してたんです。
学生時代は、「女子大生が“蔵びと”にはまっている」という記事を書き続け、
卒業後、島外で普通に就職してたんですけど、時間をつくって“蔵びと”を訪ね歩いて、毎月、“蔵びと情報”を出し続け、
勝手に「醤の郷のHP」をつくって、商工会へ「公式HPにしてください」ってお願いに行って。
そんなことしてたら、「なんか変な娘がいる」と面白がられるようになって、
“蔵びと取材”の仕事のオファーが来たりするようになって。
会社に勤めてたから、そんな仕事、受けられないんですけど、「戻ってこい」と言われだしたりして。
それで、島に戻ってきたら、「よく戻ってきた」と面白がって仕事をくれる人がいて。
そんな感じなので、キッカケというと、戻ってくるまでの、学生や会社勤めをやってた6年間でしょうか。
私、情報は持ってるけど、どこにも所属してないフリーランスで、商品すら持ってないんですよね。
だから、何にもとらわれずに動ける、個別の醤油をお薦めできる。
だから、素人が今もやれてるんだと思ってます。

尾野さん
 「醤油ソムリエ」って、やりたいことを、誰にでも印象づけられるワンフレーズですよね。こういうフレーズ、大事だけど、つくるのはかなり難しいと思うんです。思いついた“いきさつ”を教えてください。

黒島さん
醤油ソムリエって“うさんくさい”でしょ(会場…笑)
自分で考えたんじゃないんです。周囲の人が呼ぶようになったんです。面白がって。
でも、呼ばれるようになっても、自分では名乗りませんでした。だって、あまりにもおこがましいじゃないですか。
もともと、私、ブログとかにも、自分の名前や顔を出してなかったんです。
オモテに出るのは“蔵びと”だけでいいと思っていて。

ところが、島に戻ってくると、名前が知られはじめて。
ちょうど、小豆島で、醤油サミットが開かれて、
全国のお醤油屋さんが集まるというので、行って、交流会に出て、こんなことやってますと自分がやってることを話して、
「まわりからは“醤油ソムリエ”と呼ばれています」と言ったら、
そこにいた全国のお醤油屋さんが「それ、面白い。名乗れ、名乗れ」、「名刺に“醤油ソムリエ”って書いとけ」、「ブログにも顔出せ」って言われて。
あ、はい、わかりましたと、急遽、名刺に書いて、ブログにも顔出して。

~いわゆる“悪のり”ってやつですね。(by尾野さん)

 その後も、講師や会場とか質問が相次ぎましたが、省略させていただいて、

○続いて、「MeiPAM」代表 磯田さん
高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
悪そうに見えるけど、見かけで判断しないように、
と、磯田さん

今日の会場、「MeiPAM」という美術館とカフェを、迷路の街「土庄町」でやっています。
 MeiPAMのビジョンは「この街ににぎわいを取り戻す」です。
私は、横浜で生まれ・育ち、2013年4月に小豆島へ移住して来ました。
と話し始められました。

〔競争して大企業へ〕
いわゆる団塊ジュニアの世代。
同世代が多いので、大学進学も、就職も、競争が激しかった時代。
そして、大きな会社に入れば良いという時代。
そんな中、大企業に就職され、ロンドンへ留学、帰国後は会社のメイン部署で働き、
30歳前半で大きなプロジェクトを任されます。

〔何とかしようとMBAへ〕
ところが、失敗。会社に大きな損失を与えてしまったそうです。
落ち込んで、改めて社内を見渡すと、同世代はいっぱいいるし、上もいっぱいいる。
こんな中でやっていかないといけないのか。
人間関係でもつまずいて、このまま働いても、難しいかなと思うようになっていた時、
同期がMBAを取ったというのを聞き、自分も取ろうと、週末、大学へ通い始められます。

〔君は、東京ではコモディティだ〕
MBAで、一つの会社だけで働いていること、なんて意味のないことかと知りました。
その会社で偉くなるためのスキルしか学んでない。
財務諸表も読めないのに、プロジェクトリーダーになって意気揚々としてたし、
浅い仕事しかしてないと痛感しました。

そんなある日、出会った教授に言われたそうです。

「君みたいなのは、東京にはイッパイいる。
そういうの、コモディティって言うんだ。君は、東京ではコモディティだよ」

ガクゼンとしたそうです。そりゃそうでしょうね。
その教授は続けて、
「君は、でかい会社ではやっていけないよ。人間関係とか使いこなせないでしょ。
君みたいなピュアなタイプは、地域へ行きなさい」
と。

競争に勝とうとMBAの大学へ来てるのに、「君は地域が良いよ」と言われて…。
全く、飲み込めなかったそうです。
高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
〔地域へ〕
でも、東京。確かに、オレみたいなのはイッパイいるんですよ。電車に乗って見渡すだけでもイッパイいる。
コイツらと競争してるのか。
自分の個性を伸ばすとかじゃなく、ただ、勝つために。
でも、それって、何か変じゃないか。

競争に勝つという気持ちでしか仕事ができなくなっている自分に気がついたそうです。

それで、改めて、地域。日本のあるエリアで起きている問題を考えてみると、
その問題は、将来、必ず、日本全国、東京でも起きる問題。
それを、自分の目で、目の当たりに見て、肌で感じる。
それって、最先端じゃないか。
そう気づいた時、自分の中で文脈がバチンと変わったそうです。
地域の方が良い、地域へ行こう。

〔日本のミニチュア、小豆島〕
そして、縁があって、小豆島に来られた磯田さん。
小豆島。さっき、ケリーちゃんも言ってたけど、加工業が盛んだし。
海、山があって、商業があって、街がある。
東京とかの人は、日本の原風景、農村ってイメージなんだろうけど、違う。
農業の島とかでなく、多様性がある島。まさに、日本の超ミニチュア。
ココで何かの問題解決に向かうことは、今後の日本、20年後の東京につながる。

〔軸〕
ケリーちゃんは「醤油、産業で人をつなぐ」という<軸>を見つけているけど、僕は、まだ、模索していて。
最近、3か月ぐらい前、これが軸になるかなと頭に置いてることは、「小豆島に仕事をつくる」ということ。

土庄高校で話をする機会があって、
高校生に、卒業後、どうするのかって聞いたら、9割が島から出ていくという。
驚いた。

人口減少対策だといって、「移住政策」が盛んにいわれてるけど、
移住って、すごいリスクです。そんな簡単にできるのか。
私は移住者だけど、サラリーマンです。
オリーブオイルの会社に勤めていて、仕事でMeiPAMをやってる。
私は、仕事と地域活性が一体化してるという、非常に恵まれた環境にいるけど、こんな人、ほとんどいないと思う。

移住政策よりも、高校生たちが、ここで学んで、ここで働ける。そういうシステムができないか。
MeiPAMがココにあって、空き家再生プロジェクトみたいなのをやっていて、近くに小学校や高校がある。
そういう場で、人がつながったり、感じたりできないか。
そんなことを軸に、5年10年やってみたいと思っています。
             *
眞鍋さん
 そうなんですよね。小豆島、高校が2つあって、去年だと、卒業生があわせて239人いて、でも、島に残る卒業生は1割もいない。
19歳で移住してくる人、まず、いないから、小豆島、人口3万人だけど、19歳は20人もいない。そんな状況なんですよ。
でも、高校を卒業して出て行くことが、必ずしも悪いことだとは思わないんですよね。
僕は、出て行かないようにしようというのではなく、
出て行くのは自由だけど、戻ってくる選択肢、働き場をつくることが必要なんじゃないかと思ってるんですが。


磯田さん
そのとおりだと思います。
説明不足だったんですが、気になってるのは、ネガティブに出て行く高校生なんです。
「親が言うから(出て行く)」、「どうせ、島ではやることないから(出て行く)」。
そこを何とかしたいと思ってます。

尾野さん
1年半前に移住してこられて、仕事というか“なりわい”としてMeiPAMとかをやってこられて、つい3か月前ぐらい前に、自分がやりたいことに気づいた。(そうです~磯田さん)
その間、どういう想いで暮らしていましたか。


磯田
東京の生活とのギャップは、すぐには埋まらなくて、体と考え方を慣らせるのに、猶予期間が必要でした。
振り返ると、オリーブの会社で仕事をする中で、小さい企業、地域の企業で働くということをゆっくり感じ取っていったんじゃないかと思います。
そして、見えてきた現実、思いと違ってたこととかが明らかになってきて、
それが一つずつ問題意識になって、
自分とからめた時に、どう解決できるのか。
それを、ここ3か月で考え始めた。そんな状況です。


 (3)塾の紹介

最後に塾の紹介を。

高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
尾野さんから塾を紹介

<会場>は、コンクリート禁止にしています。今回の蔵、MeiPAMのように、古くて良いモノを活かすということを意識してやっています。

<今年は全国8箇所>で開催します。東北が2箇所、石川県の七尾市、高松市、岡山県が津山市と笠岡市、そして、島根県が江津市と、最初、2011年に始めた雲南市です。

5回シリーズの講座では<毎回、マイプランを考えます>。そして、6回目に最終発表会をします。
マイプランを考えるために、枠がある資料をお配りしますので、枠に沿って、自分が考えていることを書いて埋めていきます。そして、発表してもらいます。
誰でも発表できます。発表できるよう、我々も全力でサポートします。皆さんの良い話を引き出します。

<毎回、前半は>、地域で活動している方のゲストプレゼンを聞きます。
<後半は>、グループワークとして、自分たちが考えているマイプランを話し、聞いてもらいます。
<夜は>、気楽に、話をしあいます。お酒を飲んで遅くまで話し合う地域もあれば、ノンアルコールでやっている地域もあります。

<視察>に行きます。やろうとしてることに参考になる人を紹介しますので、視察に行って視野を広げます。

<一番の特徴>は、塾が終了した後、起業しなくても良いということです。
起業しなくて良いのですが、4年ぐらいやっているので、これまでに<卒業した塾生の状況>がわかってきはじめました。
まず、10人塾生がいると、マイプランをそのまま実践し続ける方は、1人か2人です。
そのまま実践してはいないけど、マイプランを考えた結果、地域づくりにもっと関わっていきたいと、中間支援機関とか、別のカタチで地域づくりに携わる方が、2~3人でしょうか。
そのほかの方は、そのままですが、他の塾生の活動を手伝ったりして、ゆるく、つながっている人もいます。

今回の高松は1期目ですが、できれば、2期、3期と続いて、20~30人のゆるやかなつながりの輪ができていく。そういう場を見届けたいと思っています。

難易度でいうと、収益計算とかもやらない<簡単な入門編>です。
興味があれば、資金計画とかをやるガチンコの塾はたくさんありますので、紹介します。

<塾への参加方法>は、塾生になる以外に、単発で参加する一般聴講でも参加可能です。
お待ちしています。

尾野さんからの紹介後、人見さん、眞鍋さんからもコメントがありました。

人見さん
 この講座は、「意味」を考える講座だと思っています。
 意味がわかっていないと、カタチにとらわれがちです。カタチを整えようとします。
この場合の「カタチ」とは、法人格とか団体。
しかし、この講座は、意味をとことん考えます。
従って、終了後、そのまま活動している人は1~2割だけれど、残りの人は、中間支援機関に携わったり、ほかの人の活動を助けたり、自分なりに意味のある活動へと展開しているのだと思います。
自分なりの意味をとことん考える、そんな半年間だと思ってください。

眞鍋さん
 今回、はじめて副塾長をやるので、ホットながらも、ちょっと客観的に塾の紹介を聞いてました。
 創業セミナーってよくありますよね、商工会議所や会計事務所がよくやってるセミナー。
事業計画・モデルや資金計画をつくるのなら、そういうセミナーの方が優れているのかも知れないですけど、
 この塾の特徴は、「近さ」なのかも知れないなと感じました。

まあ、講師だといいながら、2人ともハーフパンツを履いている時点で、近いんですけど(笑)
何でも聞けるのが良いんだと思います。

そして、何回も何回もマイプランを練って、プレゼンするっていうのは、各々が舞台に上がって、各々が当事者になるということ。まさに地域づくりと同じですよね。
そういう機会が用意されているのが、この塾の特徴のような気がします。
そういうところに飛び込んでみたい、仲間入りしたいと思う方は、ぜひ、参加されたら良いんじゃないかと思います。
高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
終了後、大人気の眞鍋さん。
磯田さんに写真を撮ってもらってます。

そして、磯田さんに案内いただき、迷路のまち「土庄」の街歩きへ。
子供たちが元気いっぱい でした。
高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)
高松市まちづくり学校「地域づくりチャレンジ塾」プレセミナー(第2回)

文と写真:川井(サブ・コーディネータ、四国経済産業局)


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Posted by 高松市市民活動センター at 18:29│Comments(0)地域づくりチャレンジ塾
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